🟦Slide 1|タイトル (一呼吸おいて、ゆっくり)
皆さん、こんにちは。株式会社MarsLinkの市位です。
本日は、飛行機やフェリーの移動時間に「新たな価値」を生み出す、観光メディアプラットフォーム「CabinTime」をご紹介します。
(アイコンタクト)
私たちは、“空白の時間”を、旅の体験や地域経済に変える仕組みをつくっています。
🟦Slide 2|移動時間の空白 (驚きを込めて)
例えば…フェリーで大阪から鹿児島まで、16時間。 飛行機で札幌から関空でも、2時間半。
(間)
この移動時間、実は「何もしていない時間」になりがちです。 本当は目的地の観光情報やグルメ、現地のおすすめを調べたいのに、機内や船内はインターネットが繋がらず、調べることすらできない──そんな経験、ありませんか?
CabinTimeは、まさにこの“空白の時間”に価値を生み出します。
🟦Slide 3|旅ナカ迷子の問題 (同意を求めるトーンで)
「どこに行こう?」「何が有名なんだっけ?」
そんなふうに悩む旅行者、多くないでしょうか?
特に、ネットが繋がらない機内やフェリーの中では、情報が届かず“旅ナカ迷子”になりがちです。なります。
CabinTimeは、そんなユーザーにオフラインでも情報と体験を届けます。
🟦Slide 4|価値創造されていない1億時間 (数字を強調して)特にネットができないできな
年間5,000万人が、平均2時間の移動をしている。
つまり──年間で「1億時間」の空白時間が、いまも価値創出されずに残っています。
(一拍)
CabinTimeは、ここを“旅の経済圏”に変えるシステムです。
🟦Slide 5|ソリューション:CabinTime (ややテンポよく)
CabinTimeはとてもシンプル。
機内や船内のQRコードをスマホでスキャンするだけで、 通信なしで、観光情報や動画、ショッピングにアクセスできます。
(「誰でも使える」安心感を込めて)
インストール不要。 誰でも、すぐに、観光体験が始まります。
🟦Slide 6|機能詳細 CabinTimeには様々な機能があります。
①動画やエンタメ──地域を感じられるコンテンツ。 ②観光・グルメ・マップ──目的地のガイド。 ③お土産などの商品ページ──移動中に選べる購買体験。
(明るく締めて) 移動空間を、観光の入口に変えるUXです。
🟦Slide 7|コンテンツ例 (見せるスライドなので、説明は短く)
こちらが実際のプロトタイプです。
UIは直感的で、空間の制限がある中でも快適に使えるよう設計しています。
🟦Slide 8|サービスの価値提供 (三者の視点を明確に)
私たちが提供する価値は、3つあります。
旅行者には、旅の成功。 交通事業者には、新たな収益。 そして、地域には観光PRの場です。
(一言加える) 退屈な移動空間が意味を持ちます。
🟦Slide 9|革新性 CabinTimeが変えるのは、“空間の常識”です。
コストは従来IFEの10分の1。 データや通信に頼らず、移動時間を丸ごと体験時間に変えます。
さらに、これをLCCやフェリー、列車、バスにも展開できる汎用性がポイントです。
🟦Slide 10|AIによるパーソナライズ (未来への展望として)
ChatGPTなどの観光特化AIを活用し、 旅程や興味・属性に合わせた「あなた専用」の観光提案が可能になります。
たとえば「海が好き」「海鮮料理を食べたい」といった好みに応じて、 その人にぴったりの観光地やグルメ、体験をオフラインでも提案できる時代になります。
🟦Slide 11|技術構成図 (シンプルで安全な設計を強調)
CabinTimeの仕組みはとてもシンプルです。
小型のサーバーとWi-Fiルーターを交通機関に設置。 旅行者のスマホがそれに接続することで、Webが起動します。
インターネットには一切接続せず、完結します。 安全・低コスト・導入もスピーディー。それがこの構成の強みです。
🟦Slide 12|航空法準拠の安全設計 (法規制クリア済みである安心感を)
CabinTimeは、航空法や電波法、FAAといった基準にも準拠しています。
通信系統には一切干渉せず、電波も自己完結型。 型式証明(STC)も不要で、導入ハードルは低く抑えています。
安全性・合法性の両面で、すでに設置可能な状態です。
🟦Slide 13|国内航空旅客数の規模 (数字で市場の広さを実感させる)
日本の定期航空路線の年間利用者は、およそ1億人。 そのうちネットのつながらないLCCの利用者は2800万人以上にのぼります。
CabinTimeは、この膨大な移動空間を「新たな観光メディア」に変えるポテンシャルを秘めています。
🟦Slide 14|TAM分析 (投資家に向けた魅力を明確に)
日本国内での想定市場規模は保守的に見積もって340億円。 グローバルでの1%の場合、80億円規模です。
🟦Slide 15|ターゲットと未開拓ニーズ (ここからが“狙い目”であることを示す)
私たちが狙うのは、 Wi-Fiが不安定、あるいは未整備、暇な移動空間です。
LCC、フェリー、長距離バス、観光列車など、 いまだに未着手の巨大な“空白マーケット”が存在します。
🟦Slide 16|ビジネスモデル (マネタイズの安心感を与える)
CabinTimeは、「導入無料・成果報酬型」を基本としています。
観光情報の掲載、広告、特産品販売、EC連携── それらすべてがマネタイズの手段になります。
3年間の目標売上は10億円以上。
🟦Slide 17–18|コスト比較と導入優位性 (既存手段との比較で説得力を)
従来の機内Wi-FiやStarlink Aviationと比べると、 CabinTimeのコストは1/10以下。
導入までのスピードも、早ければ1日。 必要なのはコンセントと設置場所だけです。
コスト、時間、法制度、どれを取っても“導入しやすい”のが強みです。
🟦Slide 19|豊富なタッチポイント (ユーザーの旅全体に影響できることを伝える)
CabinTimeは、旅のすべてのフェーズに介在できます。
旅前:情報収集。 旅中:移動中の体験価値。 旅後:ECやSNSでのアフターフォロー。
移動だけで終わらせず、「観光の体験サイクル」を形成します。
🟦Slide 20|ロードマップとKPI (実行力を見せる)
プロトタイプはすでに完成済み。 現在、複数の交通事業者とPoCを進めています。
今後1年で、10社導入、月間10万MAU、20地域との連携を目指します。
観光DXの足がかりを、すでに築き始めています。
🟦Slide 21|チーム紹介 (コンパクトチームの強みを印象づける)
私は地方自治体出身で、観光政策や行政DXに携わってきました。
CTOの藤井は、AI・動画・UI開発の実装責任者。 COOの浅村は、バックオフィスの統括をしています。
政策・技術・実行、三位一体で挑んでいます。
🟦Slide 22–23|OSAPで目指すこと (締めの情熱と投資家への期待を込めて)
私たちはこのOSAPで、次の4つを目指します。
■ 資金調達1億円 ■ 自治体・宿泊業者との連携拡大 ■ フルスタックなプロダクトの完成 ■ 観光DXプラットフォームとしての確立
CabinTimeは、「空白時間」を「価値ある時間」に変える、日本発の観光インフラにしたいと思っています。
(一礼しながら) ご清聴、誠にありがとうございました。